ノニは、学名をモリンダ・シトリフォリア(Morinda citrifolia)といい、主に赤道付近の太平洋の島々で自生しています。ポリネシアの島々に住む人々に「ハーブの女王」と呼ばれ、ビタミンやミネラルなど多くの栄養素をバランスよく含んだノニは、古来より美容や健康などさまざまな場面で生活に役立てられてきました。果汁にはビタミンB群やビタミンC・ミネラルなど、健康維持に必要な栄養素が含まれています。
原住民にとってノニは、生活に欠かすことのできない伝統的な植物として、いわばアジアにおけるアロエのように活用され、素晴らしい存在として重宝されている果実です。ほとんどのビタミンは体外から食事でとることしかできないので、貴重なビタミン源といえるでしょう。
製品の原料となるノニはハワイ島産。ノニの育成には水はけのよい土壌が必要で、とくに火山質や珊瑚化石からなる地質が最適とされます。ハワイ島は、火山活動による海底隆起でできた島。海底にあった珊瑚礁や魚類などの養分が地上に押し上げられ、長い年月をかけて形成された土壌には、ミネラルなどの栄養分が豊富に含まれています。
火山の島"ハワイ島"のノニは、アジア地域のノニよりも大きく甘いのが特長。火山地帯の岩石に含まれるミネラル成分を栄養として育つため、糖度が高くてフルーティーです。